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高齢者が、どうしてうまく食べられなくなるのか

主食の形態

手近なことでは、「主食のご飯をおかゆにする」という方法があり、多くの方が経験していると思います。
おかゆは、米の量に対する水分の割合で、全がゆ・七分がゆ・五分がゆ・三分がゆなどがあります。
全がゆから、数字が少なくなるにつれて、お米が少なく、水分が多くなっています。
どんどんトロトロになっていき、おかゆの上澄み液である「重湯(おもゆ)」も必要となる場合があります。
これはあくまでも目安であり、厳密に計る必要はありません。

本来、お米から炊くのが正式な調理方法なのですが、最近は電気炊飯器でご飯を炊きます。
残ったご飯や冷や飯を鍋にとり、作りたい固さになる程度の水をいれて煮ても構いません。
ご飯の見た目が透き通った感じになり、ご飯粒が細長く伸びたようになれば出来上がりです。

また、ご飯を炊くときに、おかゆ用の米と水を入れた耐熱性のコップのような容器を炊飯器の中のお米の真ん中において、同時に炊くこともできます。

副食(おかず)の形態

おかずもご飯の状態に合わせて、その人の食べる力を損なわないようにして調理します。

料理が出来上がったときに、少し小さく切り分けるだけで食べやすくなる人もいます。
また、形体を変えずに、柔らかくする方法があります。
家族用に作るときに、介護食分だけを残して盛り分け、残しておいた介護食用には、煮詰まらないように少し湯を足して、長めに調理して柔らかくします。
大きさは前述のように、小さく切ることと合わせても、より食べやすくなるでしょう。

その他にも、きざみ食といって、出来上がった料理を荒いみじん切りのように細かくする方法もあります。
また、汁物やきざみ食には、トロミをつけると飲み込みやすくなるという人もいます。
きざみ食やミキサー食は誤嚥しやすいので、気をつけなくてはなりません。
トロミの具合は、飲み込みやすさが個々に違うので、どれぐらいが良いかわかるまで、しばらく試して調整すると良いでしょう。